頬がこけて見える原因は? 脂肪の減少とたるみの違いを 医師が解説
頬がこけて見える原因は、 脂肪が減ったからとは限りません。 脂肪の下垂や骨格、 体重の変化など、 複数の要因が関係しています。
昔より頬がこけて 見えるようになった。
痩せていないのに 疲れて見える。
頬が平らになって、 老けた印象になった。
このようなお悩みで ご相談に来られる方は 少なくありません。
頬がこけて見えると、 脂肪が減ったから ヒアルロン酸や脂肪注入が 必要なのではないかと 考える方も多いのですが、 実際には原因は一つではありません。
頬がこけて見える原因は、 脂肪の減少だけではありません。
脂肪の下垂、 骨格、 体重減少、 加齢による皮膚や 支持組織の変化など、 複数の要因が関係しています。
そのため、 頬がこけているから 脂肪を入れると 決めつけず、 まず原因を診断することが 大切です。
頬のこけは、
脂肪の量だけでなく
位置も重要!
脂肪が減っているのか、
下がっているのかによって、
適した治療は変わります。
原因① 本当に脂肪が減っているケース
年齢とともに 頬の脂肪が減少すると、 頬の丸みや立体感が 失われることがあります。
特に40代以降では、 顔の脂肪や骨格の変化が 重なることで、 頬のこけが 目立ちやすくなる場合があります。
脂肪が減少している場合に 見られる変化
- 頬の丸みがなくなる
- 中顔面が平らに見える
- 頬の影が増える
- ゴルゴラインが目立つ
この場合は、 実際にボリュームが 失われているため、 脂肪注入やヒアルロン酸などで 改善が期待できることがあります。
脂肪が不足している場合は、 ボリュームを補う治療を 検討します。
ただし、 補う位置や量によっては 不自然な膨らみや 重たい印象につながる 可能性もあります。
原因② 脂肪が減ったのではなく 下がっているケース
頬のこけは、 脂肪が減少した場合だけでなく、 脂肪の位置が下がることで 目立つこともあります。
加齢に伴う支持組織の変化によって、 ナゾラビアルファットなどの 頬の脂肪の位置が 下がることがあります。
すると、 頬の高い位置の ボリュームが失われたように見え、 頬がこけた印象になる場合があります。
脂肪が下垂している場合の特徴
- 頬がこけて見える
- 中顔面が長く見える
- ほうれい線が深く見える
- ゴルゴラインが目立つ
脂肪がなくなったのではなく、 位置が変わったことで こけて見える場合があります。
このタイプでは、 ボリュームを追加するだけでなく、 下がった脂肪の位置を 整える治療を 検討することがあります。
ラメールクリニックでは、 頬の脂肪の下垂が 主な原因と考えられる場合、 バーティカルリフトを ご提案することがあります。
ただし、 脂肪の下垂と減少が 同時に起こっている場合には、 別の治療との併用が 必要になることもあります。
原因③ 骨格によって 頬がこけて見えるケース
もともとの骨格によって、 頬がこけて見える方も いらっしゃいます。
骨格が関係する場合の特徴
- 頬骨が高い
- 中顔面が長く見える
- 上顎の前方への突出が少ない
- 若い頃から頬が平らに見える
このような骨格では、 若い頃から頬に 影ができやすい場合があります。
骨格が主な原因である場合は、 たるみ治療だけでは 十分な改善が難しいこともあり、 脂肪注入などで バランスを整えることを 検討する場合があります。
頬のこけは、 必ずしも加齢によるものとは 限りません。
生まれつきの骨格や 脂肪の付き方も含めて 診断することが大切です。
原因④ 痩せたことで 頬がこけて見えるケース
急激なダイエットや 体重減少によって 顔の脂肪が減ると、 頬のこけが 目立つことがあります。
この場合は、 加齢による脂肪の下垂とは 原因が異なるため、 糸リフトだけでは 十分な改善が難しい ケースもあります。
診察時に確認すること
- 最近の体重の変化
- ダイエットの有無
- 頬がこけ始めた時期
- 以前の写真との比較
体重の変化は、 頬のこけの原因を 考えるうえで 重要な情報になります。
頬のこけとたるみは 同時に起こることがあります
40代以降では、 複数の変化が 同時に見られる場合があります。
- 頬の脂肪が減る
- 残った脂肪の位置が下がる
- 皮膚のハリが低下する
そのため、 脂肪注入だけ、 糸リフトだけでは 十分な改善が 得られないケースもあります。
状態によっては、 バーティカルリフト、 脂肪注入、 糸リフト、 肌育治療などを 組み合わせることで、 お顔全体のバランスを 整えることを目指します。
頬のこけに対する 治療方法の違い
頬のこけの治療では、 脂肪が減っているのか、 位置が下がっているのか、 皮膚の状態も関係しているのかを 確認することが重要です。
| 主な原因 | 検討する治療 |
|---|---|
| 頬の脂肪の減少 | 脂肪注入・ ヒアルロン酸など |
| 頬の脂肪の下垂 | バーティカルリフト・ 糸リフトなど |
| 骨格による凹みや影 | 骨格とボリュームの状態に 応じた治療 |
| 皮膚のハリ低下 | 肌育治療など |
| 脂肪の減少と下垂が 重なっている | バーティカルリフトと 脂肪注入などの 組み合わせ |
脂肪を補う治療と、 脂肪の位置を整える治療は、 目的が異なります。
頬のこけの原因に応じて 選択することが大切です。
辻院長は診察で 何を見ている?
頬のこけの治療では、 正面からの見え方だけでなく、 斜めや横から見た お顔の立体感も 確認することが重要です。
頬のこけが 脂肪の減少によるものか、 脂肪の下垂によるものか
ナゾラビアルファットの位置と 中顔面の長さ
頬骨とのバランス、 ゴルゴラインや ほうれい線との関係
体重減少による変化か、 加齢による変化か、 笑ったときの脂肪の位置
正面・斜め・横顔の立体感と、 どの治療の組み合わせが 適しているか
辻院長の診断メモ
LA MER CLINIC 院長
頬がこけて見える原因は 一つではありません。
実際には、 脂肪が減っている方もいれば、 脂肪が下がっていることで こけて見える方もいます。
また、 その両方が重なっている ケースも少なくありません。
そのため、 頬がこけているから 脂肪を入れる、 たるんでいるから 糸リフトをする、 というように 一つの治療だけで 判断するのではなく、 現在のお顔の状態を 立体的に診断したうえで 治療計画を立てることが 大切です。
ラメールクリニックでは、 中顔面全体のバランスを 確認しながら、 その方に合った 自然な仕上がりを目指せる方法を ご提案しています。
よくある勘違い
頬がこけている= 脂肪がなくなった、 とは限りません。
脂肪が下へ移動したことで、 頬の高い位置の ボリュームが 失われたように 見えているケースもあります。
その場合は、 ボリュームを追加するだけでなく、 脂肪の位置を整える治療を 検討することがあります。
反対に、 本当に脂肪が減少している場合は、 糸リフトだけでは 十分な改善が難しいこともあります。
大切なのは、 頬のこけを 一つの原因で考えず、 脂肪の量と位置の 両方を確認することです。
まとめ| 頬のこけは 脂肪の量と位置の 両方を確認することが重要
頬がこけて見える原因には、 脂肪の減少、 脂肪の下垂、 骨格、 体重減少、 皮膚や支持組織の変化などが あります。
複数の原因が 重なっていることもあるため、 脂肪注入だけ、 糸リフトだけと 決めつけず、 状態に合わせた 治療を検討することが 大切です。
頬のこけの治療では、 脂肪が減っているのか、 下がっているのかを 見極めることが重要です。
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