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44歳女性|2回目のフルフェイス脂肪注入|過去の脂肪注入による硬さがある場合の治療今回ご紹介するのは、フルフェイス脂肪注入を受けられた44歳女性の症例です。
患者様は5年前に他院でクマ取りと全顔への脂肪注入を受けた経験がありました。
当時は左脚から脂肪を採取し、顔の複数部位に脂肪注入を受けられています。
その後、目の上に注入した脂肪が少し硬く感じられる状態が続いており、今回の診察でも目の上と目の下にしこりのような硬さが確認されました。
今回は、こめかみ・頬・ほうれい線・ゴルゴラインへの脂肪注入をご希望されていました。
辻院長の診察では、過去の脂肪注入歴と現在の組織の状態を確認したうえで、コンデンスリッチ脂肪注入をご提案しました。
また、目の上と目の下については、ナノリッチ脂肪注入も選択肢としてご説明しています。
今回は、2回目の顔の脂肪注入を検討する際の注意点と、コンデンスリッチ脂肪注入の特徴について解説します。
顔の脂肪注入は2回目でもできる?
顔の脂肪注入は、過去に施術を受けた方でも、状態によっては再度行うことができます。
ただし、前回注入した脂肪の定着状態や、しこり・凹凸の有無などによって、適した治療方法は異なります。
脂肪注入では、注入した脂肪の一部が吸収されるため、時間の経過とともにボリュームが変化することがあります。
一方で、注入した脂肪が硬く残ったり、しこりのように触れたりする場合もあります。
そのため、2回目の脂肪注入では、単純にボリュームを追加するのではなく、現在の組織の状態を確認することが大切です。
今回の患者様も、過去の脂肪注入歴と目元の硬さを踏まえ、部位ごとに治療方法を検討しています。
脂肪注入後にしこりができる原因とは?
脂肪注入後には、注入部位に硬さやしこりが生じることがあります。
原因としては、脂肪壊死、線維化、石灰化などが考えられます。
ただし、触ったときに硬いからといって、必ずしも脂肪壊死や石灰化が起きているとは限りません。
正確な状態を判断するためには、診察に加えて、必要に応じて画像検査などを行う場合もあります。
今回の患者様は、目の上と目の下にしこりのような硬さが確認されました。
ただし、硬さの原因について確定診断はされていません。
そのため、過去に注入した脂肪がどのような状態で残っているのかを考慮しながら、追加治療を検討することが重要です。
コンデンスリッチ脂肪注入(CRF)とは?
コンデンスリッチ脂肪注入は、患者様ご自身から採取した脂肪を処理し、ボリュームが不足している部分に注入する治療です。
顔の脂肪注入では、こめかみや頬のくぼみ、ほうれい線周囲、ゴルゴラインなどにアプローチできます。
ヒアルロン酸注入とは異なり、ご自身の脂肪を使用することが特徴です。
ただし、注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。
一部は時間の経過とともに吸収されるため、最終的なボリュームには個人差があります。
今回の症例では、こめかみ・頬・ほうれい線・ゴルゴラインの4部位にコンデンスリッチ脂肪注入を行っています。
今回の脂肪注入は4部位
1. こめかみへの脂肪注入
こめかみがくぼんでいると、顔の外側に影ができ、輪郭が角ばって見えることがあります。
こめかみへの脂肪注入では、ボリュームを補い、額から頬にかけての輪郭をなだらかに整えることを目指します。
2. 頬への脂肪注入
頬のボリュームが不足すると、頬こけが目立ち、疲れた印象につながる場合があります。
頬への脂肪注入では、くぼみを補い、顔の立体感や輪郭のバランスを整えることを目指します。
3. ほうれい線への脂肪注入
ほうれい線は、骨格や皮膚のたるみ、脂肪の分布など、さまざまな要因によって目立ちます。
脂肪注入では、ほうれい線周囲のボリュームを補うことで、溝の見え方をやわらげることを目指します。
ただし、ほうれい線の原因によっては、脂肪注入だけで十分な改善が得られない場合もあります。
4. ゴルゴラインへの脂肪注入
ゴルゴラインは、目頭の下から頬の中央に向かって斜めに伸びる溝のようなラインです。
骨格や脂肪の分布、加齢によるボリューム変化などによって目立つことがあります。
ゴルゴラインへの脂肪注入では、目の下から頬にかけてのボリュームを補い、段差や影を目立ちにくくすることを目指します。
今回の患者様は、過去にクマ取りを受けた経験があるため、目の下周囲の組織の状態も考慮しながら治療を検討しています。
コンデンスリッチとナノリッチの違い
今回の診察では、コンデンスリッチ脂肪注入とナノリッチ脂肪注入の両方についてご説明しています。
どちらも患者様ご自身から採取した脂肪を利用する治療ですが、加工方法や用途が異なります。
コンデンスリッチ脂肪注入
採取した脂肪を処理し、ボリュームが不足している部分に注入する治療です。
こめかみや頬など、一定のボリュームを補いたい部分に使用することがあります。
ナノリッチ脂肪注入
採取した脂肪を細かく加工し、目元などの繊細な部分への注入を検討する治療です。
コンデンスリッチ脂肪注入とは異なり、大きなボリュームを補うことを主目的としない場合があります。
今回の患者様には、こめかみ・頬・ほうれい線・ゴルゴラインにはコンデンスリッチ脂肪注入を、目の上と目の下にはナノリッチ脂肪注入をご提案しました。
ただし、目元へのナノリッチ脂肪注入は今回の施術明細には含まれていません。
また、ナノリッチ脂肪注入によって、過去の脂肪注入による硬さやしこりが必ず改善するわけではありません。
目の上・目の下にしこりがあっても再注入できる?
過去に脂肪注入を受けた部位にしこりや硬さがある場合、再注入の適応は慎重に判断する必要があります。
今回の患者様は、5年前に目元へ脂肪注入を受けており、現在も目の上と目の下にしこりのような硬さが確認されました。
目元は皮膚が薄いため、注入した脂肪の状態によっては、硬さや凹凸が目立ちやすい部分です。
また、過去にクマ取りを受けた場合には、目の下の組織の状態が変化している可能性もあります。
そのため、再度脂肪注入を行う場合には、以前の施術内容や現在の状態を確認することが重要です。
今回の症例では、目元へのナノリッチ脂肪注入は提案段階であり、実施した施術には含まれていません。
脂肪注入後の定着率はどのくらい?
脂肪注入では、注入した脂肪のすべてが定着するわけではありません。
術後は腫れやむくみが落ち着くとともに、注入した脂肪の一部が吸収されることがあります。
定着する脂肪の量は、注入部位や注入方法、もともとの組織の状態などによって異なります。
そのため、すべての方に共通する定着率を示すことは難しいとされています。
一般的には、術後3〜6ヶ月程度をかけて状態が落ち着いていくことが多く、最終的なボリュームには個人差があります。
今回のように過去に脂肪注入を受けた経験がある場合には、前回の注入部位や組織の状態も考慮しながら経過を確認することが重要です。
フルフェイス脂肪注入のダウンタイム
顔の脂肪注入後は、注入部位に腫れやむくみ、内出血などが生じることがあります。
また、脂肪を採取した部位にも腫れや内出血、痛みなどが生じる場合があります。
術後1〜2週間程度で大きな腫れが落ち着いてくることが多いものの、むくみやボリュームの変化はその後も続くことがあります。
術後1〜3ヶ月にかけて脂肪の一部が吸収され、術後3〜6ヶ月程度で定着状態を評価しやすくなります。
ただし、実際の経過には個人差があります。
辻院長の診断ポイント
今回の症例で重要だったのは、過去の脂肪注入歴と、現在の組織の状態を考慮して治療部位を選択したことです。
患者様は5年前にクマ取りと全顔脂肪注入を受けており、目の上と目の下にしこりのような硬さが残っていました。
そのため、今回の診察では、こめかみ・頬・ほうれい線・ゴルゴラインへのコンデンスリッチ脂肪注入と、目元へのナノリッチ脂肪注入を分けて検討しています。
また、上まぶたの皮膚のかぶさりに対しては眉下切開も組み合わせています。
脂肪注入では、単純にボリュームを増やすだけでなく、過去の施術歴や現在の組織の状態を確認し、部位ごとに適した治療を選択することが大切です。
施術料金(税込)
コンデンスリッチ(CRF)採取・作成料
症例モニター価格 77,000円
フルフェイス脂肪移植(脂肪注入・入れ放題)
症例モニター価格 210,000円
注入部位:こめかみ/頬/ほうれい線/ゴルゴライン
別途麻酔代
静脈麻酔 55,000円
※症例施術時の料金です。現在の料金やモニター条件についてはお問い合わせください。
※目の上・目の下へのナノリッチ脂肪注入は診察時の提案内容であり、今回の施術明細には含まれていません。
ダウンタイム・リスク
脂肪注入のダウンタイム:
腫れ/内出血/むくみ/赤み/痛み/圧痛/脂肪採取部の腫れや内出血など
脂肪注入のリスク・副作用:
感染/出血/血腫/左右差/凹凸/しこり/脂肪の吸収/脂肪の定着不良/脂肪壊死/石灰化/過矯正/低矯正/知覚異常/血管塞栓/まれな視力障害など
併用した眉下切開の主なリスク:
腫れ/内出血/傷跡/左右差/感染/瘢痕/知覚異常/上まぶたのくぼみの強調など
まとめ|2回目の脂肪注入では過去の施術歴が重要
今回の44歳女性は、5年前に他院でクマ取りと全顔脂肪注入を受けた経験があり、目の上と目の下にしこりのような硬さが残っている状態でした。
今回の治療では、こめかみ・頬・ほうれい線・ゴルゴラインへのコンデンスリッチ脂肪注入を行っています。
また、上まぶたの皮膚のかぶさりに対して眉下切開を組み合わせています。
脂肪注入は2回目でも可能な場合がありますが、過去に注入した脂肪の状態や、しこり・凹凸の有無によって適した治療は異なります。
そのため、再注入を検討する際には、以前の施術内容や現在の組織の状態を確認することが大切です。
名古屋・金山・栄・豊田・岡崎・豊橋・春日井・一宮・岐阜で、コンデンスリッチ脂肪注入や2回目の顔の脂肪注入をご検討中の方は、LA MER CLINICにご相談ください。
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