ピーナッツリップとは、下唇の中央にくびれを作り、左右に丸みを持たせるリップデザイン。名古屋のLA MER CLINICが切開によるピーナッツリップ形成術とヒアルロン酸注入の違い、適応、傷跡、ダウンタイム、失敗・後悔を防ぐポイントを詳しく解説します。
唇の印象を左右するのは、単純な厚みやボリュームだけではありません。唇の輪郭、中央のくびれ、左右の丸み、上下のバランスによって、口元全体の見え方は大きく変わります。
近年、立体感のあるリップデザインとして注目されているのが、ピーナッツリップです。
ピーナッツリップとは、下唇の中央に軽いくびれがあり、その左右に丸みを持たせた唇の形を指します。下唇が横一線に見える状態とは異なり、中央と左右にメリハリをつけることで、柔らかさと立体感を感じられる口元を目指すデザインです。
ピーナッツリップを目指す方法には、ヒアルロン酸注入と切開によるピーナッツリップ形成術があります。しかし、同じピーナッツリップという名称でも、施術方法によって変えられる部分や適応は異なります。
特に、もともと下唇に厚みがある方が、ヒアルロン酸だけで中央のくびれを作ろうとすると、希望していた形にならず、唇全体のボリュームが増えてしまう場合もあります。
一方、切開によるピーナッツリップ形成術では、下唇の組織を調整して中央のくびれを形成するため、ボリュームを増やすこととは異なるアプローチが可能です。
この記事では、名古屋のLA MER CLINICが、ピーナッツリップの特徴、切開手術の方法、ヒアルロン酸との違い、傷跡、ダウンタイム、失敗や後悔を防ぐポイントについて詳しく解説します。
ピーナッツリップとは?下唇の中央にくびれがある立体的な唇
ピーナッツリップとは、下唇の中央部分がややくぼみ、左右にふっくらとした丸みがある唇のデザインです。
名前の由来は、中央がくびれたピーナッツのような形状にあります。
一般的に、唇の美容医療というと、ヒアルロン酸で厚みを出す方法をイメージする方が多いかもしれません。しかし、ピーナッツリップで重要なのは、単に唇を厚くすることではなく、下唇の中央と左右の形にメリハリをつけることです。
例えば、下唇全体に均一な厚みがある場合、正面から見ると横に広がった平坦な印象になることがあります。
そこに中央のくびれが加わることで、左右の丸みが強調され、下唇に立体感が生まれます。
ただし、中央のくびれが深ければ深いほど美しいというわけではありません。くびれの深さが強すぎると、唇が不自然に分かれて見えたり、口元に違和感が生じたりする場合があります。
ピーナッツリップでは、くびれの深さだけでなく、下唇の厚みや横幅、上唇とのバランスを含めてデザインすることが大切です。
ピーナッツリップの特徴
ピーナッツリップには、主に以下のような特徴があります。
- 下唇の中央に自然なくびれがある
- 下唇の左右に丸みがある
- 唇全体に立体感が生まれる
- 下唇の横一線に見える印象を変えられる
- 上唇との組み合わせによって口元の印象を調整できる
- 唇の厚みを大きく増やさずに形を整える方法もある
なお、ピーナッツリップは美容医療におけるデザイン上の呼称であり、統一された医学的な形状基準があるわけではありません。具体的な仕上がりや術式は、施術方法や医師の診断によって異なります。
ピーナッツリップが注目される理由
ピーナッツリップが注目される理由のひとつは、唇のボリュームだけでなく、形そのものを重視するデザインだからです。
唇のヒアルロン酸注入では、これまで唇全体の厚みを増やしたり、上唇の輪郭を強調したりするデザインが広く知られてきました。
一方、ピーナッツリップでは、中央のくびれと左右のふくらみによる陰影を重視します。
下唇にメリハリがあることで、リップメイクをしたときにも立体感を表現しやすくなります。
また、M字リップなどの上唇のデザインと組み合わせることで、上下の唇の形を考えた口元づくりができる点も特徴です。
ただし、流行している形が必ずしもすべての方に似合うわけではありません。
唇の形は、鼻下の長さ、口角の位置、顎のバランス、歯の見え方などとも関係しています。
そのため、流行のデザインをそのまま再現するのではなく、自分自身の顔立ちや唇の状態に合わせて調整することが重要です。
ピーナッツリップ形成術とは?切開で下唇の形を整える手術
ピーナッツリップ形成術とは、下唇の中央部分にくびれを形成することを目的とした外科手術です。
一般的には、下唇の粘膜や組織の一部を切除し、縫合によって中央部分の形を調整します。
ヒアルロン酸のように外部からボリュームを加えるのではなく、もともとの組織を外科的に調整する点が大きな違いです。
例えば、もともと下唇全体に厚みがあり、中央部分もふっくらしている場合には、中央の組織を適切に調整することで、左右の丸みを残しながらくびれを作る方法が検討されます。
一方で、唇の厚みが少ない場合や、くびれを作るために必要な組織の余裕が少ない場合には、切開による形成術が適していないこともあります。
また、切除する組織の量や切開位置、縫合方法は、もともとの唇の状態によって異なります。
ピーナッツリップ形成術は、単純に中央を切り取れば完成する手術ではありません。唇の厚みを保ちながら、どの位置にどの程度のくびれを作るかを判断することが大切です。
ピーナッツリップ形成術で期待できる変化
切開によるピーナッツリップ形成術では、以下のような変化を目指します。
- 下唇の中央にくびれを作る
- 下唇の左右の丸みを強調する
- 横一線に見える下唇にメリハリをつける
- 唇全体の厚みを大きく増やさずに形を整える
- 上唇とのバランスに合わせて下唇をデザインする
- ヒアルロン酸とは異なる方法で長期的な形状変化を目指す
ただし、切開による形成術は、唇を必ず厚くする手術ではありません。
また、組織を切除するため、仕上がりによっては下唇が薄く見えることもあります。希望するデザインと実際の適応を十分に確認することが必要です。
ピーナッツリップはヒアルロン酸と切開手術のどちらがいい?
ピーナッツリップを検討する際、よくある疑問が、ヒアルロン酸注入と切開による形成術のどちらを選ぶべきかということです。
どちらもピーナッツリップのような形を目指す方法ですが、施術の目的と特徴は異なります。
ヒアルロン酸によるピーナッツリップ
ヒアルロン酸注入では、下唇の特定の部分にボリュームを加えることで、左右の丸みを強調し、ピーナッツリップに近いデザインを目指します。
注入位置や量を調整することで、下唇の左右に立体感を与えたり、唇全体の厚みを整えたりすることができます。
切開を伴わないため、外科手術に比べて身体への負担を抑えやすい点がメリットです。
一方で、ヒアルロン酸は基本的にボリュームを補う施術です。
もともと中央部分に厚みがある方では、ヒアルロン酸を追加しても中央のくびれが十分に表現できず、唇全体が厚く見える場合があります。
また、注入したヒアルロン酸は時間の経過とともに吸収・変化するため、仕上がりを維持するには追加注入が必要になることがあります。
ヒアルロン酸によるピーナッツリップは、切開を避けたい方や、下唇にボリュームを加えながら形を調整したい方に検討される方法です。
切開によるピーナッツリップ形成術
切開によるピーナッツリップ形成術では、下唇の中央部分の組織を調整することで、くびれを形成します。
単純にボリュームを増やすのではなく、唇の形状そのものに変化を加えられることが特徴です。
特に、もともと下唇に十分な厚みがあり、ヒアルロン酸を追加すると過度なボリュームになってしまう方では、切開による形成術が選択肢となる場合があります。
また、切除した組織が自然に元どおり再生するわけではないため、ヒアルロン酸よりも長期的な形状変化が期待できます。
ただし、外科手術である以上、腫れや傷跡、左右差、瘢痕、感覚の変化などのリスクがあります。
一度切除した組織を完全に元に戻すことは難しく、修正が必要になった場合にも制限があるため、慎重な判断が必要です。
ヒアルロン酸と切開手術の選び方
ヒアルロン酸が検討されやすいのは、次のような場合です。
- 下唇全体のボリュームを増やしたい
- 切開を伴う手術を避けたい
- 注入量を調整しながら形を整えたい
- もともとの唇が比較的薄い
- 将来的にデザインを変更する可能性がある
一方、切開による形成術が検討されるのは、次のような場合です。
- 下唇の中央に明確なくびれを作りたい
- もともと下唇に十分な厚みがある
- ボリュームを増やさずに唇の形を調整したい
- ヒアルロン酸では希望するくびれを表現しにくい
- 外科手術のダウンタイムやリスクを理解したうえで、長期的な形状変化を希望している
いずれも目安であり、実際の適応は唇の状態や過去の施術歴によって異なります。
大切なのは、どちらの施術が優れているかではなく、現在の唇の状態に対して、どの方法が希望する変化に適しているかを考えることです。
ピーナッツリップ形成術がおすすめの方
ピーナッツリップ形成術は、単に唇をふっくらさせたい方だけでなく、下唇の形にメリハリをつけたい方が検討する施術です。
特に、以下のようなお悩みがある方は、ピーナッツリップ形成が選択肢となる場合があります。
- 下唇が横一線に見えて立体感が少ない
- 下唇の中央に自然なくびれが欲しい
- 下唇に厚みがあるものの、形にメリハリがない
- 唇のボリュームを増やさずにデザインを変えたい
- ヒアルロン酸で唇を厚くしても理想の形にならなかった
- 下唇の左右に丸みがあるデザインにしたい
- 上唇のM字リップとのバランスを整えたい
- 長期的な形状変化を希望している
ただし、ピーナッツリップ形成術は、すべての方に適しているわけではありません。
もともとの唇の厚みが少ない方や、中央の組織を切除すると唇が薄くなりすぎる方では、手術を行わない方が自然な仕上がりになる場合もあります。
また、下唇全体のボリュームアップを希望する方には、切開手術よりもヒアルロン酸注入が適していることがあります。
ピーナッツリップ形成術が向いていない人とは?
ピーナッツリップ形成術は、下唇の組織を調整する手術であるため、もともとの唇の形や厚みによって適応が異なります。
もともと下唇が薄い方
下唇の厚みが少ない方では、中央にくびれを作ることで、さらに薄く見えてしまう可能性があります。
特に、下唇全体のボリュームが不足している場合には、切開による形成よりも、ヒアルロン酸注入などで必要な部分に厚みを加える方法が適していることがあります。
唇全体をふっくらさせたい方
ピーナッツリップ形成術の主な目的は、中央のくびれを作り、下唇の形を調整することです。
そのため、唇全体のボリュームアップを最優先に考えている方には、必ずしも適した方法ではありません。
ふっくらとした唇を目指したい場合には、ヒアルロン酸注入を単独で行う方法や、形成術との組み合わせを検討します。
切開手術のダウンタイムを確保できない方
切開によるピーナッツリップ形成術では、術後に腫れや内出血、違和感などが生じます。
唇は食事や会話など、日常生活の中で頻繁に動かす部位です。
手術後は一定期間、食事の内容や口の動かし方に注意が必要になるため、ダウンタイムを十分に確保できない方は、施術時期を慎重に検討する必要があります。
過去に唇の手術やヒアルロン酸注入を受けている方
過去に口唇縮小術、M字リップ形成、ヒアルロン酸注入などを受けている場合、唇の組織の状態が変化している可能性があります。
特に、ヒアルロン酸が残っている場合には、本来の唇の厚みや形が評価しにくいことがあります。
ただし、すべての方にヒアルロン酸の溶解が必要というわけではありません。
残存量や注入位置、希望する施術によって対応が異なるため、診察で確認することが重要です。
ピーナッツリップとM字リップの違い
ピーナッツリップとM字リップは、どちらも唇に立体感を持たせるデザインですが、主に整える部分が異なります。
ピーナッツリップは下唇のデザイン
ピーナッツリップは、下唇の中央にくびれを作り、左右の丸みを強調するデザインです。
下唇の横一線に見える印象を変えたい方や、下唇の形にメリハリをつけたい方に検討されます。
M字リップは上唇のデザイン
M字リップは、上唇の中央部分と左右のラインにメリハリをつけ、M字に近い形を目指すデザインです。
切開によるM字リップ形成では、上唇の粘膜や組織を調整して形を整えます。
上唇に厚みがある方や、上唇の中央部分の形を強調したい方に検討される施術です。
ピーナッツリップとM字リップは組み合わせられる?
ピーナッツリップとM字リップは、上下の唇の形をそれぞれ整えるため、組み合わせが検討されることがあります。
上唇にはM字のメリハリを、下唇にはピーナッツ型のくびれを作ることで、口元全体の立体感を考えたデザインが可能です。
ただし、上下の唇に強いくびれを作りすぎると、口元全体が不自然に見える場合があります。
また、上下を同時に手術すると腫れや日常生活への影響が大きくなる可能性もあります。
そのため、上下の唇を必ずセットで整えるのではなく、もともとのバランスを確認し、必要な部分だけを調整することが重要です。
LA MER CLINICのM字リップ形成については、口唇縮小術・M字リップ形成の施術ページでも詳しく紹介しています。
ピーナッツリップ形成術と口唇縮小術の違い
ピーナッツリップ形成術と口唇縮小術は、どちらも唇の組織を切除・調整することがありますが、施術の目的が異なります。
口唇縮小術は、厚みのある唇のボリュームを減らし、上下の唇の厚みや形を整える手術です。
一方、ピーナッツリップ形成術では、下唇の中央部分のくびれを作ることを主な目的とします。
例えば、下唇全体の厚さが気になる方では、口唇縮小術によって全体の厚みを調整する方法が検討されます。
しかし、唇全体を薄くしたいわけではなく、中央部分にくびれだけを作りたい場合には、切除位置やデザインを変えて考える必要があります。
また、下唇の厚みと形の両方を調整したい場合には、組織の状態によって口唇縮小と形状調整を組み合わせることも考えられます。
ただし、切除量が増えるほど、唇が薄くなりすぎたり、引きつれたりするリスクがあるため、慎重な設計が必要です。
ピーナッツリップ形成術の傷跡は目立つ?
ピーナッツリップ形成術を検討する方から、特に多く挙がる疑問のひとつが傷跡についてです。
切開によるピーナッツリップ形成術では、下唇の粘膜やその周辺の組織を切開・縫合するため、傷跡が残ります。
傷跡の位置は術式によって異なりますが、唇の内側に近い粘膜部分や、乾いた赤唇と湿った粘膜の境界付近などが検討されます。
唇の内側に近い位置で切開する場合、正面から傷跡が見えにくくなることがあります。
ただし、粘膜部分は傷跡がまったく残らないというわけではありません。
術後は赤み、硬さ、凹凸、つっぱり感などが生じる可能性があり、傷が落ち着くまでには時間がかかります。
また、傷跡の目立ち方には個人差があり、切開位置や縫合方法、体質、術後の経過によっても変わります。
傷跡を考えるうえで大切なこと
傷跡については、単に傷が小さいかどうかだけでなく、傷がどの位置にできるか、唇を動かしたときにどのように見えるかも重要です。
唇は、口を閉じているときと、笑ったとき、話しているときで形が変化する部位です。
そのため、静止時の見た目だけでなく、表情の変化も考慮して切開位置や切除量を決める必要があります。
また、傷跡を目立たなくすることだけを優先し、十分な形状変化が得られなかったり、必要以上に組織を切除したりすることがないよう、希望するデザインと手術上の制約をすり合わせることも大切です。
ピーナッツリップ形成術のダウンタイムはどのくらい?
切開によるピーナッツリップ形成術では、術後に腫れ、痛み、内出血、むくみ、つっぱり感などが生じることがあります。
唇は血流が豊富な部位であり、手術後に腫れが目立つことがあります。
一般的な口唇の切開手術では、強い腫れが1〜2週間程度で徐々に落ち着くことがありますが、完全に形がなじむまでには数か月かかる場合もあります。
なお、以下は一般的な経過の目安であり、実際のダウンタイムや抜糸時期は術式・切除量・医師の指示によって異なります。
手術当日〜3日目
麻酔が切れると、痛みや腫れ、違和感が生じることがあります。
特に術後数日は腫れが目立ちやすく、食事や会話の際に唇が動かしにくいと感じる場合があります。
また、傷の状態によっては少量の出血が見られることもあります。
術後4日〜1週間
腫れや痛みが徐々に落ち着き始める時期ですが、まだ唇の形が不自然に見えることがあります。
縫合方法によっては、術後1週間前後に抜糸を行うことがあります。
ただし、抜糸の時期は医師の判断によって異なります。
術後1〜2週間
比較的強い腫れが落ち着き、日常生活での違和感が軽減してくることがあります。
一方で、唇のむくみや硬さ、部分的な左右差が残る場合もあります。
この段階で最終的な仕上がりを判断するのは早いことがあります。
術後1〜3か月
腫れがさらに落ち着き、傷跡の硬さやつっぱり感が徐々になじんでくる時期です。
ただし、傷の治り方や瘢痕の成熟には個人差があり、数か月以上かかる場合もあります。
術後3〜6か月以降
唇の形や傷跡がさらに落ち着いていく時期です。
大きな変化が少なくなってきても、傷跡の質感や硬さなどはその後も変化することがあります。
完成までの期間には個人差があるため、術後の経過は医師の診察を受けながら確認することが重要です。
ピーナッツリップ形成術後の食事・メイク・生活上の注意点
ピーナッツリップ形成術の後は、傷口に負担をかけないように過ごすことが大切です。
食事について
術後しばらくは、大きく口を開ける必要がある食事や、硬い食べ物を避けるよう指示されることがあります。
また、熱い食べ物や刺激の強い食べ物が傷口にしみる場合もあります。
食事の際は口を大きく開けすぎず、傷口に無理な力が加わらないようにすることが重要です。
口腔内や唇の傷口を清潔に保つため、食後のうがいなどについても医師の指示に従ってください。
リップメイクについて
口元以外のメイクは比較的早期から可能な場合がありますが、傷口へのリップメイクは一定期間控える必要があります。
抜糸が必要な場合は、抜糸後の傷の状態を確認してから再開することが一般的です。
再開時期は術式や傷の治り方によって異なります。
飲酒・運動について
術後早期の飲酒や激しい運動は、血流が増加して腫れや出血が強くなる可能性があるため、控えるよう指示される場合があります。
再開時期は医師の指示を優先してください。
口を大きく開ける動作について
術後は大きく笑う、口を大きく開ける、唇を強く引っ張るといった動作によって、傷口に負担がかかる場合があります。
ただし、日常的な会話など、必要な動作まで長期間制限する必要があるとは限りません。
無理な動作を避けながら、医師の指示に従って日常生活に戻していきます。
ピーナッツリップ形成術で失敗・後悔する原因
ピーナッツリップ形成術は、下唇の中央のくびれを作る比較的繊細なデザインを必要とする手術です。
そのため、切除量や縫合方法、もともとの唇の形によっては、希望していた仕上がりと異なることがあります。
1.中央のくびれが深すぎる
中央の組織を切除しすぎると、くびれが深くなりすぎ、下唇が不自然に分かれて見えることがあります。
また、正面から見たときには問題なくても、笑ったときや口を開けたときに不自然さが目立つ場合があります。
くびれは深ければよいわけではなく、左右の丸みとのバランスが重要です。
2.下唇が薄くなりすぎる
もともとの唇が薄い方や、組織を多く切除した場合には、下唇全体が薄く見えることがあります。
下唇の厚みが不足すると、上唇とのバランスが変わり、希望していたふっくらとした印象とは異なる仕上がりになる場合があります。
特に、ボリュームを残しながら中央のくびれだけを作りたい場合には、切除範囲を慎重に検討することが必要です。
3.左右非対称になる
唇には、もともと左右差があることが少なくありません。
そのため、左右を完全に同じ量だけ切除したとしても、必ずしも左右対称に見えるとは限りません。
また、術後の腫れや傷の治り方によって、一時的に左右差が目立つ場合もあります。
術後の早い段階で左右差が気になった場合でも、腫れが原因となっている可能性があるため、経過を確認しながら判断する必要があります。
4.くびれがほとんど出ない
切除量が少ない場合や、もともとの唇の形によっては、希望していたほどのくびれが出ないことがあります。
また、術後の腫れによって一時的に中央のくびれがわかりにくくなる場合もあります。
変化が少ないからといって早い段階で追加切除を行うと、後から腫れが引いた際にくびれが深くなりすぎる可能性があります。
5.傷跡やつっぱり感が残る
切開を伴うため、傷跡や瘢痕が残る可能性があります。
傷が硬くなることで、唇の動きに違和感が生じたり、特定の表情でつっぱりを感じたりする場合もあります。
傷跡の治癒には個人差があり、完全に目立たなくなることを保証することはできません。
6.笑ったときに不自然になる
唇は、静止しているときと動いているときで形が変わります。
正面から見たときのデザインだけを重視すると、笑顔や会話中に下唇が不自然に見える場合があります。
そのため、診察では口を閉じた状態だけでなく、自然に笑ったときや口を開けたときの動きも確認することが重要です。
7.期待していた印象と異なる
同じピーナッツリップでも、中央のくびれが浅いデザインと、くっきりしたデザインでは印象が異なります。
また、下唇だけを変えることで、上唇とのバランスが変化する可能性もあります。
手術前に希望する形を具体的に共有し、どの程度の変化を目指すのか、どこまで再現可能なのかを確認することが、後悔を防ぐうえで大切です。
ピーナッツリップ形成術の修正はできる?
ピーナッツリップ形成術の後に、くびれの深さや左右差、傷跡などが気になった場合、状態によっては修正手術が検討されることがあります。
しかし、切開による形成術では組織を切除しているため、元の唇の状態へ完全に戻すことは難しい場合があります。
例えば、くびれが浅い場合には追加の形状調整を検討できることがありますが、すでに多くの組織が切除されている場合には、単純な再切除では改善できないことがあります。
また、術後の腫れや瘢痕によって形が変化している段階では、すぐに修正手術を行わず、傷が落ち着くまで経過観察することもあります。
修正の適応や方法は、初回の術式、残っている組織の量、傷跡の状態などによって異なります。
最初の手術から、必要以上に組織を切除しないことが重要です。
ピーナッツリップ形成術で自然な仕上がりを目指すために大切なこと
下唇の厚みを残すこと
ピーナッツリップは、中央にくびれがある一方で、左右に丸みが残っていることが特徴です。
そのため、中央のくびれを強くすることだけを重視し、下唇全体の厚みを減らしすぎないことが大切です。
もともとの唇のボリュームを生かしながら、必要な範囲で形を調整するという考え方が重要になります。
くびれの位置と深さを考えること
くびれの位置が中央からずれていたり、深さが強すぎたりすると、唇全体の形が不自然に見える場合があります。
唇の横幅、厚み、左右差などを確認しながら、どの位置にどの程度のくびれを作るか検討することが必要です。
上唇とのバランスを確認すること
下唇の形だけを整えても、上唇とのバランスによって口元全体の印象は変わります。
上唇に厚みがある方、上唇が比較的薄い方、M字リップの形がはっきりしている方など、もともとの状態によって適した下唇のデザインは異なります。
下唇だけではなく、上下の唇を一体として考えることが大切です。
表情の動きを考慮すること
唇は会話、食事、笑顔などで常に動く部位です。
そのため、静止時の形だけではなく、動いたときの見え方や口の閉じやすさも重要です。
見た目の変化だけを優先して過度に組織を切除すると、引きつれや動きの違和感につながる可能性があります。
傷跡とリスクについて理解すること
ピーナッツリップ形成術は、切開によって長期的な形状変化を目指す手術です。
その一方で、腫れや傷跡、左右差、知覚の変化などのリスクがあります。
仕上がりのデザインだけではなく、ダウンタイムや修正の難しさについても理解したうえで施術を検討することが大切です。
ピーナッツリップと人中短縮・口角挙上は組み合わせられる?
口元の印象は、下唇の形だけではなく、鼻下の長さや口角の位置などによっても変わります。
そのため、希望する仕上がりによっては、ピーナッツリップ形成だけでなく、ほかの口元の施術を組み合わせることも検討されます。
ピーナッツリップと人中短縮
人中短縮は、鼻の下から上唇までの距離を調整する施術です。
一方、ピーナッツリップは、主に下唇の中央の形を整える施術です。
それぞれ施術する部位が異なるため、鼻下の長さと下唇の形の両方が気になる場合には、組み合わせが検討されることがあります。
ただし、上下の唇の見え方が変わることで、口元の印象も変化するため、全体のバランスを確認することが重要です。
ピーナッツリップと口角挙上
口角挙上は、下がって見える口角の位置を調整する施術です。
ピーナッツリップは下唇の中央のくびれを作る施術であり、口角を直接引き上げる施術ではありません。
そのため、下唇の立体感だけでなく、口角の位置も気になる場合には、口角挙上との組み合わせを検討することがあります。
ただし、同時施術の可否は手術範囲や組織の状態によって異なります。
口元全体の印象を整えたい場合でも、すべての施術を組み合わせる必要はありません。
必要な変化を見極め、過度な手術を避けることが重要です。
ピーナッツリップ形成術のリスク・副作用
ピーナッツリップ形成術は、下唇の組織を切開・切除して形を整える外科手術です。
主なリスク・副作用として、以下が挙げられます。
- 腫れ、赤み、むくみ
- 痛み、内出血、出血
- 血腫、感染
- 傷跡、瘢痕、傷の硬さ
- 左右差、形状の不均一
- 唇の感覚の鈍さやしびれ
- つっぱり感、口の動かしにくさ
- 下唇が薄くなりすぎる過矯正
- 希望した変化が十分に得られない低矯正
- 傷の治癒に伴う形状変化
- 傷の離開や治癒の遅れ
- 追加処置や修正手術が必要になる可能性
術後に強い痛み、急激に増える腫れ、止まらない出血、発熱、膿などが見られた場合には、感染や出血などの合併症が疑われるため、速やかに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
ピーナッツリップ形成術の料金について
ピーナッツリップ形成術の料金は、切開範囲や施術方法、ほかの口元の手術との組み合わせによって異なります。
LA MER CLINICの公式料金表では、関連する口唇縮小術・M字リップ形成について、以下の料金が掲載されています。
口唇縮小術(上唇・M字リップ形成または下唇)
通常価格
150,000円(税込)
モニター価格
120,000円(税込)
Elite
通常価格
200,000円(税込)
モニター価格
160,000円(税込)
別途麻酔代:笑気麻酔15,000円/静脈麻酔55,000円
※辻医師による手術はElite価格の対象です。
※上記は公式掲載の関連施術料金であり、ピーナッツリップ形成術の専用料金として確認できたものではありません。実際の適応・術式・料金・麻酔を含む総額は、診察時の確認が必要です。
※モニターには適用条件があります。
名古屋でピーナッツリップ形成を検討している方へ
ピーナッツリップは、単純に唇を厚くするのではなく、下唇の中央にくびれを作り、左右の丸みとのバランスを整えるリップデザインです。
同じピーナッツリップでも、もともとの唇の厚みや形によって、適した施術方法は異なります。
ヒアルロン酸でボリュームを補う方がよい場合もあれば、切開によって唇の形を調整する方法が選択肢になる場合もあります。
特に外科手術では、組織を切除することで長期的な変化を目指せる一方、元の状態へ戻すことが難しいという特徴があります。
そのため、希望する形だけでなく、唇の厚み、組織の状態、過去の施術歴、傷跡やダウンタイムなどを考慮して判断することが重要です。
LA MER CLINICは、名古屋市熱田区金山町にある美容クリニックです。
唇の形や厚みについてお悩みの方は、現在の唇の状態を確認し、口元全体のバランスを考えながら、適した施術についてご相談ください。
ピーナッツリップについてよくある質問
ピーナッツリップとはどんな唇ですか?
ピーナッツリップとは、下唇の中央に軽いくびれがあり、左右にふっくらとした丸みがある唇のデザインです。下唇にメリハリをつけ、立体感のある印象を目指します。
ピーナッツリップはヒアルロン酸だけで作れますか?
ヒアルロン酸注入によって下唇の左右にボリュームを加え、ピーナッツリップに近い形を目指すことは可能です。ただし、もともとの唇の形によっては、中央のくびれを十分に表現できない場合があります。
ピーナッツリップ形成術は永久ですか?
切開によって組織を切除・調整するため、ヒアルロン酸注入よりも長期的な形状変化が期待できます。ただし、加齢や傷の治癒に伴う変化があるため、永久に同じ形が維持されると保証することはできません。
ピーナッツリップ形成術の傷跡は残りますか?
切開を伴うため傷跡は残ります。唇の内側に近い位置で切開する場合、正面から傷跡が見えにくいことがありますが、完全に消えるわけではありません。傷跡の目立ち方には個人差があります。
ピーナッツリップ形成術のダウンタイムはどのくらいですか?
一般的な唇の切開手術では、強い腫れは1〜2週間程度で徐々に落ち着くことがあります。ただし、傷跡の硬さやむくみがなじむまでには数か月かかる場合もあり、実際の経過は術式や個人差によって異なります。
下唇が厚い人でもピーナッツリップにできますか?
下唇に十分な厚みがある場合、中央部分の組織を調整することで、くびれを作る方法が検討されます。ただし、単に厚みがあるという理由だけで適応が決まるわけではありません。
下唇が薄い人でもピーナッツリップにできますか?
下唇が薄い方では、切開によってさらに厚みが少なく見える可能性があります。そのため、ヒアルロン酸注入など別の方法が適している場合もあります。
ピーナッツリップとM字リップは何が違いますか?
ピーナッツリップは主に下唇の中央にくびれを作るデザインであり、M字リップは主に上唇の形にメリハリをつけるデザインです。上下の唇の形をそれぞれ整えるため、組み合わせが検討されることもあります。
ピーナッツリップ形成術で唇が薄くなることはありますか?
あります。切除する組織の量や範囲によっては、下唇が薄く見える場合があります。そのため、もともとの厚みを考慮して切除量を慎重に判断する必要があります。
ピーナッツリップ形成術は失敗することがありますか?
外科手術であるため、左右差、くびれの深さの不均一、傷跡、希望と異なる仕上がりなどが生じる可能性があります。術前に適応と手術の限界を確認することが重要です。
ピーナッツリップ形成術は修正できますか?
状態によっては修正が検討されます。ただし、すでに切除した組織を完全に戻すことは難しく、修正できる範囲にも制限があります。初回の手術で過度な切除を避けることが重要です。
ヒアルロン酸が入っていてもピーナッツリップ形成術は受けられますか?
ヒアルロン酸の残存量や注入位置によって異なります。残っているヒアルロン酸が唇の形の評価に影響する場合には、溶解を検討することがありますが、必ず溶解が必要とは限りません。
ピーナッツリップは口角も上がりますか?
ピーナッツリップ形成術は主に下唇の形を整えるものであり、口角を直接引き上げる施術ではありません。口角の位置が気になる場合には、口角挙上など別の施術が検討されます。
ピーナッツリップは人中短縮の効果もありますか?
ピーナッツリップ形成術は下唇の形を整える施術であり、鼻の下の長さを直接短縮するものではありません。人中の長さが気になる場合には、人中短縮など別の施術について検討する必要があります。
ピーナッツリップ形成術は痛いですか?
手術中は局所麻酔などによって痛みを軽減します。ただし、麻酔時の痛みや術後の痛みが生じる可能性はあります。痛みの程度には個人差があります。
ピーナッツリップ形成術後はいつから食事できますか?
麻酔の状態や術後の経過によって異なります。食事を再開できる場合でも、術後早期は硬い食べ物や大きく口を開ける必要がある食事を避けるよう指示されることがあります。
まとめ|ピーナッツリップは唇の厚みだけでなく、形とバランスが大切
ピーナッツリップは、下唇の中央にくびれを作り、左右の丸みを生かすことで立体感のある口元を目指すリップデザインです。
ヒアルロン酸注入では、ボリュームを加えることで下唇の形を調整できます。一方、切開によるピーナッツリップ形成術では、下唇の組織を調整することで、ヒアルロン酸とは異なる方法で中央のくびれを形成します。
ただし、すべての方に切開手術が適しているわけではありません。
もともとの唇が薄い方、唇全体のボリュームを増やしたい方、切開を避けたい方では、ヒアルロン酸注入など別の方法が適している場合があります。
また、切開による形成術では、傷跡、左右差、つっぱり感、組織の過剰切除といったリスクがあり、元の唇の状態へ戻すことも難しくなります。
だからこそ、ピーナッツリップ形成で重要なのは、単に中央に深いくびれを作ることではなく、もともとの唇の形を生かしながら、上唇と下唇、口角、顔全体のバランスを考えてデザインすることです。
名古屋でピーナッツリップや唇の形を整える美容医療を検討している方は、施術方法の違いやリスクを理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
LA MER CLINICでは、口唇縮小術やM字リップ形成などの口元の美容外科治療についてご相談いただけます。
唇の厚みや形、上下のバランスでお悩みの方は、まずは診察でご相談ください。