CLOSE 閉じる
CLOSE 閉じる
トップ

お肌の“土台”を整える肌育注射── ECM製剤とPN製剤のちがい、使い分けについて

お肌の“土台”を整える肌育注射── ECM製剤とPN製剤のちがい、使い分けについて

私たちの肌がハリ・弾力・透明感を保てるのは、皮膚の「真皮層」にある細胞や構造がしっかり働いているから。その中でも、美容医療で注目されているのが ECM製剤 や PN製剤 といった注入治療です。

今回は「なんとなく聞いたことはあるけど違いが分からない」という方に向けて、役割の違いやおすすめの使い分けを分かりやすく解説します。

🧩 ECMとは?

ECM(細胞外マトリックス) は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など、肌のハリや弾力を保つ「土台」となる構造です。

このECMを作り出しているのが「線維芽細胞」。

線維芽細胞が元気に働いていると、肌はふっくらしなやかに保たれますが、加齢・紫外線・炎症などによって徐々に壊れていき、肌のたるみやシワの原因に…。

💉 ECM製剤とは?

ECM製剤は、ヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチドなどをバランスよく配合した注射で、

  • 線維芽細胞が「働きやすい環境(足場)」を作る
  • 肌の弾力を構成する“材料”を補う

といった目的で使います。

当院取扱の製剤にはスネコスやプロファイロ、ジュベルックなどがあります。

🌱 PN製剤とは?

PN製剤は、線維芽細胞そのものを“元気にする栄養注射”です。

当院取扱の製剤にはリジュラン、リズネ、プルリアルなどがあります。

  • ECM製剤:環境と材料を整える
  • PN製剤:細胞にエネルギーを与える

このように目的が違うため、当院ではPN製剤を単独で使うだけでなく、ECM製剤と組み合わせることもあります。

👩‍⚕️ どんな人にどっちが合う?

毛穴や赤み、ニキビ跡が気になる・・・PN製剤

小ジワ・くすみ・ハリ不足が気になる・・・ECM製剤

⚡ 組み合わせるとさらに効果的な治療

お肌は「壊す→再生する」というサイクルで若々しさを保っています。

そのため、ピコフラクショナルレーザーやダブルピコなど、“肌にあえて小さな刺激を与える治療”と、ECM・PN製剤を組み合わせることで、再生スイッチON → 修復材料補充 → より強く美しい肌へ という流れをつくることができます。

🐚 LA MER CLINICからひとこと

お肌の状態は、年齢や季節、ライフスタイルでも日々変化しています。

「一度で完璧に仕上げる」のではなく、肌のコンディションにあわせて丁寧に整えていく── そんな美容医療の在り方を、私たちは大切にしています。

ECM製剤・PN製剤の詳しいご相談はお気軽にどうぞ。

LA MER CLINICでは、あなたのお肌に合わせた“肌育プラン”をご提案いたします。

  • この記事の監修者 院長 辻 航平

施術で絞り込む

キーワードで絞り込む

[ SNS ]